2014年 07月 21日
金沢21世紀美術館「逃げ地図」WS@大野町 |
11月から金沢21世紀美術館で始まる企画展「3.11以後の建築」の一環で、「逃げ地図」WSが、本日、大野町のギャラリー&茶論もろみ蔵で行われました。
「逃げ地図」WSとは、津波による震災時の避難距離と避難方向を記したマップを参加型のワークショップで作成するものです。ワークショップの企画・運営は東京タワーや東京スカイツリーなどの設計を手掛けた日建設計ボランティア部の一級建築士9名。
大野町民約20名が、地図上に浸水が予想される地点からの避難距離を色鉛筆で塗り分けて行きました。出来上がった「逃げ地図」を見ると、海岸沿いに横たわる砂丘の防風林上へと駆け上がるのが最も安全なこと、大野町は2~3メートル程度の浸水深であれば、比較的容易に避難できることが分かり、参加者一同、ひと安心。
砂嘴の微高地上にまちを開いた先人の知恵に対する感謝の念を新たにしたワークショップでした。ただ、自宅の場所によっては、海岸方向に向って避難することに抵抗を感じる方がいることも分かりました。このようなワークショップを通じて、町民間の共通認識づくりをしていけたらよいと感じました。
8月10日には傳泉寺で2回目のワークショップを開催します。今度は親子参加で「逃げ地図」を作ります。出来上がった「逃げ地図」は11月から21世紀美術館に展示される予定です。
「逃げ地図」WSとは、津波による震災時の避難距離と避難方向を記したマップを参加型のワークショップで作成するものです。ワークショップの企画・運営は東京タワーや東京スカイツリーなどの設計を手掛けた日建設計ボランティア部の一級建築士9名。
大野町民約20名が、地図上に浸水が予想される地点からの避難距離を色鉛筆で塗り分けて行きました。出来上がった「逃げ地図」を見ると、海岸沿いに横たわる砂丘の防風林上へと駆け上がるのが最も安全なこと、大野町は2~3メートル程度の浸水深であれば、比較的容易に避難できることが分かり、参加者一同、ひと安心。
砂嘴の微高地上にまちを開いた先人の知恵に対する感謝の念を新たにしたワークショップでした。ただ、自宅の場所によっては、海岸方向に向って避難することに抵抗を感じる方がいることも分かりました。このようなワークショップを通じて、町民間の共通認識づくりをしていけたらよいと感じました。
8月10日には傳泉寺で2回目のワークショップを開催します。今度は親子参加で「逃げ地図」を作ります。出来上がった「逃げ地図」は11月から21世紀美術館に展示される予定です。
by komachilabo
| 2014-07-21 17:15
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